熱中症の症状と応急処置
2011/3/4(金)
於 国立スポーツ科学センター
講師 金森 章浩氏
(ドクター専門委員)
症状 応急処置

   度
@ 熱失神
脈が速く弱くなる
顔面蒼白
呼吸回数の増加、唇のしびれ・・・
A 熱疲労
脱力感
頭痛、めまい
吐き気・・・
涼しい場所に運び衣服をゆるめて寝かせる
水分を補給すれば通常は回復する
足を高くする
   
   度
B 熱けいれん
足、腕、腹部等の筋肉に痛み
痙攣
生理食塩水(0.9%)を補給すれば
通常は回復する

   度
C 熱射病
異常な体温の上昇(40℃以上)
意識障害
頭痛、めまい、吐き気
ショック状態
死の危険性のある緊急事態
体を冷やしながら、集中治療のできる医療機関へ
搬送する
現場でただちに行わないといけないのは
「冷却処置」である
皮膚を直接冷やすよりも、全身に水をかけたり
濡れタオルをあててあおぐ
頸部、腋下、鼠蹊部等の大きい血管を直接冷やす
 筋ケイレン

 処置
 ・強く収縮している筋をゆるめる。無理に伸ばすのは逆効果
  ゆっくり時間をかけてマッサージしながら伸ばす 
 ・芍薬甘草湯(痙攣性の痛みをやわらげる漢方薬)
 
 予防

 ・カルシウム、マグネシウム、カリウム電解質をしっかりとる
 ・タウリン、しじみ、(栄養ドリンク)などを飲むと筋肉が安定する
   
参考リンク
「熱中症」について          「足がつる」について