セルフジャッジのルール

セルフジャッジ5原則

セルフジャッジのルールの確認

セルフジャッジの試合のルールを確認しましょう！（JTAテニスルールブックから抜粋）

こんな時どうしましょう？

---

第2サービスからのインプレー中、第1サービスのフォールトのボールを誤って蹴飛ばしたりラケットで弾いた時、相手プレーヤーがプレーを妨害されたと判断した場合は「レット」をコールすることができる。(当該プレーヤー、チームはコールできない。)　1回目はポイントのやり直し、2回目以降はその都度相手への故意の妨害となり失点する。

ネットに寄せたボールが強風で転がる可能性もあるので、コート上のボールは拾うなどして事前に防ぐようにしましょう。他のコートからボールが転がってきた場合の「レット」は両プレーヤー、チームがコールできます。

---

インプレー中、帽子やポケットに入れたボール等、持ち物を落とした時、相手プレーヤーがプレーを妨害されたと判断した場合に限り「レット」をコールしてプレーを停止しポイントをやり直す。（当該プレーヤー、チームはコールできない。)　（ラケットを落とす、シューズが脱げる、は妨害にならない。）落としたことがプレーに影響を及ぼしていない場合はポイントが成立する。1回目はポイントのやり直し、2回目以降はその都度相手への故意の妨害となり失点する。
但し「レット」がコールされた時、ボールがコート内に入らなかった場合、そのボールを打ったプレーヤーが失点。コートに入ったボールが明らかなウィニングショット、またはエースだった場合、そのボールを打ったプレーヤーの得点となる。

---

「ネット」「スルー」「タッチ」「ノットアップ」「ファウルショット」のコールは両プレーヤー、チームがコールでき、その判定が成立する。

はっきりと聞いた、見えた、と確信が持てた時にコールしましょう。

---

インだったボールを誤って「アウト」「フォールト」とコール（ミスジャッジ)しても、直ちに訂正し返球が正しく相手コートに入った場合、1回目は故意ではない妨害としてポイントをやり直しする。2回目以降は故意に妨害したとして失点する。
但しミスジャッジの前に打たれたボールが明らかなウィニングショット、エース、または返球がアウト(相手コートに入らなかった)場合は相手への妨害が起こっていないので、1回目であってもミスジャッジしたプレーヤーの失点となる。
ダブルスのパートナー同士の判定が食い違ったとしても「グッド」に訂正した場合は同じ扱いとなる。

ダブルスの判定とコールは1人のプレーヤーが行なえば成立。パートナー同士の判定が食い違えば失点になります。（ミスジャッジの場合は上記の扱い）ネットに触れたサービスを1人が「フォールト」パートナーが「レット」とコールした場合は「サービスレット」となります。「アウト」「フォールト」はボールとラインの間にはっきりと空間が見えた時です。空間が見えなかった、ボールを見失い判定できなかった時は「グッド」相手に有利に。

---

スコアがわからなくなった時は、双方のプレーヤーが合意できるポイントまでさかのぼる。それ以降のプレーで双方が合意できるポイントを足したスコアから再開する。合意できなかったポイントは取り消される。再開する時のエンドとサーバーは、合意されたスコアに準ずる。

スコアがわからなくなったり、双方のくいちがいが起きないよう、サーバーはサーブを打つ前に、スコアをレシーバーに聞こえる大きな声でアナウンスして、プレーヤー同士その時点のスコアをしっかり確認しましょう。判定とコールも、相手にはっきりとわかる声とハンドシグナルで行いましょう。

---

「スタートオブマッチ」両選手がコートに到着後、試合開始まで決められた時間に従ってウォームアップを行なうルールです。

試合開始時間に遅れたり、集まってからもおしゃべりに花を咲かせて開始を遅らせたりすることのないよう、時間を守りましょう。試合終了後の本部への報告も速やかにしましょう。

---

ノーアドバンテージの試合なのかどうか、しっかり確認してから試合を始めましょう。

---

プレーヤーは、試合中いかなる電子機器も使用することはできません。スマートウォッチは電源が切られた状態でも試合中の着用は認められません。（電子機器とは、トランシーバー、携帯電話、CDプレーヤー等）
電動ファン付きジャケット、ベストの着用および電動ファンについては、各エンドチェンジ、セットブレイクの時間内に限り使用することができます。

スマートウォッチは試合中は外してください。携帯電話は、試合中は電源を切って（またはマナーモード設定にして）プレーの妨げにならないようにすることをお忘れなく。

---

---

その他のルールは、ルールブックで確認してください。